自社製品の化学物質調査姿勢について

有限会社中村です。
閲覧頂き、誠に有難うございます。

さて今回は各種ケースや打ち抜き加工品の作成に伴う、化学物質調査についての対応をご紹介いたします。

今やRoHS規制をはじめとする化学物質調査は工業製品の製作に際し、必須の事項となっております。

弊社製品につきましては、これら化学物質の含有調査依頼を受けた場合、全力でご協力致します。
そしてRoHS規制クリアを最初から志向なされているお客様には、弊社側から各種規制に抵触する心配のない素材を提案させて頂きます。

既存の製品につきましても新規ご発注を区切りとして、化学物質含有基準をクリアした素材で製品を作り直し、新規お見積りとはなりますが対応を支援させて頂きます。

ハードケース作成例.2

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内装について

ハードケース製品の内部です。
塩ビレザーの内側には収納品を保護するための内装材が張り付けられております。
製品を保護するとともに、ケースからの着脱を良くする効果もあります。

またケースの主材は加工の容易な塩ビレザーですので、穴をあけてカシメ留めすることで画像のように「仕切り」を設ける事が可能です(画像右手側の分厚い部材です)。
仕切りを設けることでより製品形状にフィットした構造を実現でき、製品保護性能が上がることはもちろん、製品に付属する機器を収納するためのスペースが得られます。
仕切りの素材もベルポーレンからゴムバンド、マジックなど多彩にご用意できます。
特殊な製品形状やケーブル類の収納にお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

ソフトケース作成例 1

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ソフトケースのご紹介.1 [外観と素材]

素材:塩ビレザー

用途:計測器接続用プローブケース

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概要:

本製品も塩ビレザーを使用したケースとなりますが、ハードケース用の外皮とは異なり、

塩ビの外皮とナイロンの内装だけを張り合わせているためボール紙の芯が入っていません。

ハードケース類に比べると芯材が無い分柔軟で、プローブ(端子を備えたケーブル)やコードなど

もともと柔らかな製品を納めておくケースとして優れます。

またソフトケースの外装は柔らかいので、切れ込みをいれてベルトを通したり、あるいは脱着カシメをつかうことで

ハードケースに接続するような構造も可能です。

ケース内側にはベッチンが張り合わせてあり、製品を柔らかく包み込みます。

フタ部分裏側と本体表側にマジックテープを追加してあるため、フタはマジックによって固定されます。

ケーブルと本体を取り回しそのままでサッと収納なさりたい、と言ったご要望には

こうしたソフトケースを提案させて頂いております。

芯材を持たないソフトケースは柔軟ですので同じケースを多様な製品に流用することもできます。

コスト低減のお役に立てるかもしれません。

是非、お気軽にご相談ください。

ハードケース作成例 1

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有限会社中村です。
閲覧頂き、誠に有難うございます。

写真は弊社で取り扱うケースとしては標準的なハードケースであり、構造も簡単なものとなっています。
本製品の外皮は材料として塩ビレザーを使用しております。

塩ビレザーは安価で、また加工性にも優れた素材ですが

レザーだけでは強度が出ずケースとしての形状も保てないため、内側にボール紙製の芯を張り付けて強度をだしております。

そのボール紙の内側にも内装としてナイロン素材を張り合わせてあり、収納する製品を傷つけることなくしっかりと包み込みます。